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目次
中島陽子の名言
他者に対しては礼をもって接する。
中島陽子「良心に恥じるものがないものは狼狽するに及ばない。みんな、立ちなさい。」
景麒「主上」
中島陽子「景麒にも聞いてもらおう。私は人に礼拝されたり、人の間に序列あることが好きではない。相手の顔が見えないことが嫌だ。人から叩頭されることも、叩頭する人を見るのも不快だ。」
景麒「お待ちください。」
中島陽子「これ以後、礼典、祭典、および諸々の定めある儀式、他国らの賓客に対する場合を除き、伏礼を廃止、起礼立礼のみとする!」
景麒「主上」
中島陽子「もう決めた。」
景麒「侮られたと怒る者がおりましょう。」
中島陽子「他者に頭を下げさせて、それで己の地位を確認しなければ安心できない者のことなど、私は知らない。それよりも、人に頭を下げるたび、壊れていく者のほうが問題だと、私は思う。人はね景麒、真実相手に感謝し、心から尊敬の念を感じたときには、自然に頭が下がるものだ。他者に対しては、礼をもって接する。そんなことは当たり前のことだし、するもしないも本人の品性の問題で、それ以上のことではないだろうといっているんだ。」
景麒「それは、そうですが・・・。」
中島陽子「私は、慶の民の誰もに王になってもらいたい。地位でもって礼を強要し、他者を踏みにじることに慣れた者の末路は、昇紘、呀峰の例を見るまでもなく明らかだろう。そしてまた、踏みにじられることを受け入れた人々がたどる道も。人は誰の奴隷でもない。そんなことのために生まれるのじゃない。他者に虐げられても屈することない心、災厄に襲われても挫けることのない心、不正があれば正すことを恐れず、ケダモノに媚びず。私は慶の民に、そんな不羈の民になってほしい。己という領土を治める唯一無二の君主に!そのためにまず、他者の前で毅然と頭を上げることから始めてほしい。諸官は私に、慶をどこへ導くのだと聞いた。これで答えになるだろうか。その証として、伏礼を廃す。これをもって初勅とする!!」
(第三十九話 風の万里 黎明の空 終章)
裏切られたって、裏切ったやつが卑怯になるだけだ!
蒼猿「バカかお前は、あいつはお前を利用するために助けたんだぞ!?善意で助けたわけじゃ…。」
中島陽子「善意でなくても良かったんだ、私を助けてくれたことには、変わりはない。」
蒼猿「あいつはお前を信用させて、お前を利用して、そして、お前を裏切るんだ!」
中島陽子「裏切られたっていいんだ!裏切られたって、裏切ったやつが卑怯になるだけだ!」
蒼猿「お前も裏切らなきゃ生きていけないんだよ!」
中島陽子「私は死なない。卑怯者にもならない!善意でなければ信じられないか。相手が優しくしてくれなければ、優しくしてはいけないのか!そうではないだろう…、私が相手を信じることと相手が私を裏切ることとは、何の関係もなかったんだ。
…そうだ、私は一人だ、だから、私のことは私が決める。私は誰も優しくしてくれなくても、どんなに裏切られたって、誰も信じない卑怯者にはならない!!」(中略)
中島陽子「世界も他人も関係ない。私は優しくしたいからするんだ!信じたいから信じるんだっ!!」
(第七話 月の影 影の海 七章)
楽俊の名言
自分がやるべきほうを選んでおくんだ。
楽俊「陽子、どっちを選んでもいいが、分からないときは、自分がやるべきほうを選んでおくんだ。同じ後悔をするなら、軽いほうがいいだろ。」
(第十三話 月の影 影の海 終章)
本人がどれだけ努力したかの問題だろう。
中島陽子「じゃあ楽俊は学校の試験の前に成績を祈ったり、お金が貯まるように願ったりしたことはないの?」
楽俊「そんなのは本人がどれだけ努力したかの問題だろう?神様に願ってどうするんだ?試験なら勉強すれば受かる、金なんてのは稼げばたまる。何をお願いするんだ?」
(第六話 月の影 影の海 六章)
だから信じてもらえりゃ嬉しいし、信じてもらえなかったら寂しい。それはおいらの問題。
楽俊「そんなのおいらの勝手だ。おいらは陽子に信じてもらいたかった。だから信じてもらえりゃ嬉しいし、信じてもらえなかったら寂しい。それはおいらの問題。おいらを信じるのも信じないのも陽子の勝手だ。おいらを信じて陽子は得をするかもしれねえし、損をするかもしれねえ。けどそれは陽子の問題だな。」
(第九話 月の影 影の海 九章)
采王黄姑の名言
生きるということは嬉しいこと半分、辛いこと半分なのですよ。
采王黄姑「これだけは覚えておきなさい。」
大木鈴「ん。」
采王黄姑「生きるということは嬉しいこと半分、辛いこと半分なのですよ。」
大木鈴「はい?」
采王黄姑「人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人が幸せであろうとしたからなのです。苦痛を忘れる努力、幸せになろうとする努力、それだけが人を真に幸せにするのですよ。」
(第二十七話 月の影 影の海 五章)
清秀の名言
辛抱していれば偉いのか。俺なら辛くないようにするけどな!
清秀「辛いことがあれば偉いのか。辛抱していれば偉いのか。俺なら辛くないようにするけどな!」
(第二十九話 風の万里 黎明の空 七章)

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